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Kitの工事が始まりました

Kitの店舗となる場所の工事が始まりました。大正13年築の京町家で、当時は荒物屋のようなお店だったようですが、戦後に改装してから長らく洋品店として営業されていました。全面ガラスウィンドウの広い間口が気に入って、店舗として使われていた土間のスペースをお借りすることになりました。

なにせ大正期の木造建築ですから直しが必要で、尚かつこれを期に耐震強度をつける工事も行うことに。店舗の一部を解体し、新たに柱を立付ける工事が始まりました。戦後に付けられたであろう壁を剥がし、天井を抜くと、古い土壁や柱が姿を表しました。なぜかどの壁も中途半端な状態。

入り口には黒タイル貼りの不思議なディスプレイスペース。ここにも木枠を新たに取り付けることに。

その時代ならではの建築法や空間デザインの面白さを生かし、最低限の修復を。朝、昼、晩と違った顔を見せてくれそうです。

선식 / sunsik / 禅食

「三食と山賊の会」で販売する禅食シェイクの素をご紹介します。

禅食(ソンシク)は僧侶が修行中に食する様々な食材を粉末にして、ブレンドしたものです。韓国では食品メーカーから販売されているものもあるようですが、こちらは市場で種類を選び、製粉してからブレンドしたもの。大豆、はと麦、黒豆、荏胡麻、黒ごま、松葉、桑の葉、緑豆、葛根、胡桃、蓮根、玄米、よもぎ、山芋、黒米、松の実の16種類をブレンドしています。豆乳、牛乳、水、お湯などで少しづつゆっくりと溶き、蜂蜜や砂糖などで甘さを加えます。

濃度や甘さはお好みで調節していただくのですが、私は大さじ3杯ぐらいを200ccの水で溶き、蜂蜜で甘みを加えています。時々ジャムを使うこともあります。とろりとしてお腹が膨らむので、朝食やおやつ代わりにもおすすめ。栄養バランスもたっぷり、かつ美味しい。クッキーやケーキの種に入れても良いでしょう。桑の葉とよもぎに少し苦みがあるので、暑い時に冷やして飲むと元気が出ます。これも毎日飲みたくなる、そんな味。

「三食」と山賊の会

好日居さんで開催される「三食と山賊の会」。お料理は李朝喫茶「李青」のオーナー・チョンさんによるもの。先日は試食会と称してチヂミ、ムッ(どんぐり粉の寄せもの)、チャプチェ、水キムチ、キムパ(のり巻き)、干し菜の惣菜などをいろいろを食べさせていただきました。アルミのやかんに入れたマッコルリがふるまわれましたが、お料理にも合うのでお酒が進みすぎます。

チョンさんのおうちでは1週間分の野菜を下ごしらえしておくそうですが、余りものの野菜を煮たり焼いたり、味つけを変えてまた別のお料理にリメイクしたりするそうです。家庭では手抜きの山賊料理と呼ばれているそう。厚めに焼いたチヂミはその代表で通称「山賊焼き」。これが凄く美味しいし、簡単。

ムッは日本では聞き慣れないお料理。知りませんでしたが、どんぐり粉は食べられるんですね。澱粉質があるので葛のように固まります。微妙に渋みと甘みがあって、黒糖シロップでもかければおやつにもなりそうな感じ。どんぐり粉は体内の不要なものを外に出す効果や、二日酔い、胃腸の調子を整える、疲労回復などがあるそうです。

チヂミと言えば、韓国ではこんなざるに入れて冷ましておくそう。そういえばバリでもざるに油紙を敷いてナシゴレンを盛ったりと、お皿として使っていたことを思い出しました。展示会ではこんなざるやオンギ(主に発酵食品用の土の甕器)、スッカラ(金属製スプン)等も販売致します。

ああ美味しそう。