Kit

NEWS - 2012

関美穂子 | 金谷ホテルとらむぷ

型染め家、関美穂子さんが図案を手がけた日光・金谷ホテルのトランプ。

「金谷ホテル」は1873年創立以来の名門で、その建造物や伝統的に受け継がれてきたフランス料理レストランの味も含めてクラシックホテルとして根強い人気があります。モーニングからディナーまで、ゆっくりと1日かけてホテルに滞在する事そのものを楽しめる、そんな魅力に溢れています。色々なご縁が重なりトランプをつくるに至ったのですが、制作にあたり私もお手伝いをさせていただきました。ちなみに、関さんと共同で制作したものは「三角波」(さんかくは)のクレジットを入れています。図案は館内で目にするインテリアや風景が中心で、ラフの段階で採用されなかったものも含めて、どれも想像をかき立てる素敵なデザインばかりでした。箱は厚めの和紙張りの箱を採用したので、長く使っても劣化しにくいでしょう。ノーブルでいて華やかなホテルを表す型染めの彩色も見所のひとつです。金谷ホテルギフトショップと、当店のみのお取り扱いになります。

2300円(税込)

 

10月12日(金)に開店します

当店は2012年10月12日(金)に開店いたします。
絶賛改装中で、間に合うのか? という不穏な空気が流れておりますが、なんとか。12日当日は友人たちの好意で「ふるまい餅」をすることにしました。
新しいお店です。どうぞよろしくお願い致します。

Kit(キット)
〒602-0877 京都市上京区河原町通丸太町上る桝屋町367
T/F 075-231-1055
sankakuha[atmark]gmail.com
11:00〜19:00      定休日:木曜日

スーパープライベート・プロデューサーのシテちゃんがドイツで撮影。私の大好きなプラスチックでアルファベットを並べてくれました。ありがとうございます。

中西真矢さんのこと(紙漉き職人・銅版画家)

実はTOPページもまだ仮で公開したこのサイト。店舗の工事が始まる前に早く仕上げてしまわねば、と思いながらも日が経つのは早いもので四苦八苦しております。そろそろ店舗で販売する品物についてご紹介していきたいところですが、その前に開店にあたってお世話になった方々を少しづつご紹介していきたいと思います。

まずはこのサイトの題字やカットをお願いした中西真矢さん。
京都市内から車で約2時間ほど入った黒谷という和紙漉きの里で、自ら漉いた紙を素材に銅版、木版、型染め(合羽刷り)など幅広い手法で作品をつくられています。黒谷和紙は摩擦にも強くて、素手ではなかなかちぎれないという丈夫な和紙。初めてお会いした時は自分の作品のために紙を漉くばかりで、ほとんど作家としては作品を発表しておられませんでした。そのせいか、売りはじめは手漉き&手染めのうちわをあり得ない安さで販売していて、驚きのあまり慌てて値上げしてもらった思い出があります。近頃のほのぼのとした型染めのポストカードなどを見ると、アー中西さんらしいなと思います。マイペースで、優しくて、どこか間が抜けているというか何というか。

作品によってガラリとタッチが変わりますが、意外とグラフィカルな表現が得意で、以前はコーヒーやお茶のラベルを作っていただいたりした事もあります。当ウェブサイトはシンプルで見やすく、でも少しぐらいは手づくり感があっても良いかと思い、題字とページごとに入るアートワークを中西さんの作品から使わせていただきました。これらは銅版画特有の線の種類や太さが分かるサンプルから部分的に切り取ったので、作品とはかけ離れた別物になりますが、kitにはぴったりの素材でした。色んな線を書く、形をつくる、そんな色んな見せ方が出来る店になれば良いなあと思ったので。

Kitを辞書でひくと「子猫」の意味もありました。そうそう、私は猫が好き。どこかで使えないかと思い、テキトーに注文するとこんなに沢山集まってしまいました。よく見ると顔が怖いのもいます。皆さんはどれがお好み?

私は人面猫かな〜。

沖縄・読谷山焼北窯の小皿展 / しかまファインアーツ@好日居

「三食と山賊の会」の最終日、7月16日(月)に好日居さんにてもう1つの展覧会が同時開催されることになりました。京都・姉小路の「しかまファインアーツ」さんの企画で、読谷山焼北窯のデッドストックの小皿を100枚余り販売されます。現在では製作されていないデザインのものも数多くあるとのこと。しかしデッドストックを100枚以上もどこから集めてきたんだか…お宝です。当日はしかまさんが在廊されます。いろんなお話が聞けるので、是非足をお運び下さい。この日だけのメニューとして「さんぴん茶」も用意されるそうです。

展覧会の詳細はこちら

Kitの工事が始まりました

Kitの店舗となる場所の工事が始まりました。大正13年築の京町家で、当時は荒物屋のようなお店だったようですが、戦後に改装してから長らく洋品店として営業されていました。全面ガラスウィンドウの広い間口が気に入って、店舗として使われていた土間のスペースをお借りすることになりました。

なにせ大正期の木造建築ですから直しが必要で、尚かつこれを期に耐震強度をつける工事も行うことに。店舗の一部を解体し、新たに柱を立付ける工事が始まりました。戦後に付けられたであろう壁を剥がし、天井を抜くと、古い土壁や柱が姿を表しました。なぜかどの壁も中途半端な状態。

入り口には黒タイル貼りの不思議なディスプレイスペース。ここにも木枠を新たに取り付けることに。

その時代ならではの建築法や空間デザインの面白さを生かし、最低限の修復を。朝、昼、晩と違った顔を見せてくれそうです。