NEWS - 2012

12月の予定

三國万里子さんの展覧会が盛況のうち終了いたしました。混雑は予想していましたが、それを上回る盛況ぶりで、寒い中お並びいただいた方々には対応が遅れて申し訳ありませんでした。

三國さんとはじめて仕事をしたのはもう何年前のことか、忘れてしまいましたが、年を重ねるごとに見事に期待を裏切ってくれる面白い作り手さんです。『冬の日の編みもの』は4冊目の著作になりますが、数年ぶりに仕事をして、また新しい一面を見せてくれました。
子どもの頃から筋金入りのニッターだった三國さんの作品は、出会った時から昨日今日の編みもの好きではない様子で、手編みだというのに、ある意味手作り感が無い。半ば機械化していて、可愛いだけじゃない突き抜けた凄味を感じつつ、彩色の感覚や毛糸の選び方もありそうで無くて、仕事相手というよりは1人のファンとして見守ってきたのでした。編集者の三角さん、新潟からお母さんも駆け付けてくださいました。「ここ数年で、本当に変わりましたね〜」と三國さんに対して共通の感想を確認。本を出してからファンは着実に増えているかと思いますが、人は求められると輝きを増すようです。まだ環境も整わない開店したばかりのKitで展示していただいた事、関係者の方々やお客様にも感謝の気持ちでいっぱいです。

次の展覧会はLAVVOによる「At Home Chiristmas」です。

冬支度をしてお家でゆっくりと楽しむ手作りのクリスマスって憧れますよね、というお話から出来た企画。LAVVOさんがコツコツとブログに展示商品の情報をアップしてくれているのですが、モミの木に飾るチェコのクッキーオーナメントやロシアのヴィンテージオーナメント、標本、ミトン、などなどLAVVOならではのものが並びます。

合わせて、つばめさんからは芸術的なアイシングクッキーが届きます。食べるのが勿体ないぐらいですが、クリスマスのプレゼントにもおすすめです。他にもyugueのシュトーレン、wild treeのみつろうクレヨン&みつろうのろうそく、湯たんぽなど、冬らしいものをご用意してお待ちしております。

ー 12月のお菓子の入荷についてお知らせです ー

時間記載の無いものは開店時から販売しております。お取り置き&ご予約は入荷日からお電話のみでお受けしています。(075-231-1055)

12月1日(土) pitu(新潟)

12月8日(土)13:00〜 坂田焼菓子店(長崎)

12月14日(金)つばめ(愛知)

12月22日(土)13:00〜 foodmood(東京)

※yugueのお菓子は不定期で入荷しています。

※foodmoodご予約についてはこちら→

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臼杵春芳 栗のべんとう箱

臼杵さんは自分で漆を掻き、木地を挽き、漆を塗る。時々職人さんに木地を挽いてもらう事もあるけれど、明らかに違う。「僕のが下手」とおっしゃるように、確かに無骨でそれが良い、と思っています。時々虫食いで穴の空いた木地に漆塗りしたボウルなんかもあったりするけれど、そのざっくり感は意図的ではなくて、性格かな?しみじみ良いなあと思います。今回いただいた漆は京都の雲ヶ畑で掻いた漆が多かったけど、同じ場所で掻いても季節によって変わるそう。光沢が出る時もあるし、マットになることも。国産の漆にしては値段もかなり手頃で、気兼ねなく使えるのが嬉しい。ボテッとした楕円の形、どっしりとした存在感、木目の美しさ、どれをとっても惚れ惚れとします。仕切り付きで、お裁縫箱や小物入れとしても使えそう。

こちらは京都の漆の木を挽き、同じ木の漆で仕上げたお椀。内側の赤い漆は岩手で掻いたもの。漆の木は軽くて、ガンガン使えて重ねても安心。高台にはしのぎのような彫りが入り、これがまた可愛らしいのです。

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H.P.Eの仕事

H.P.Eの布作品が入荷しています。H.P.E代表の谷由起子さんはかれこれ10年以上ラオスに身を置き、レンテン族や黒タイ族といった少数民族と寝食をともにしながら、現地に残る手仕事を育て、日本に伝えるお仕事をされています。

綿を育て、紡ぐ、染める、織る、縫う、という流れまですべて手作業ですが、毎回見るたびに丁寧で生真面目で、美しいなあと思います。一見、シンプルなただの布なのに。今回は定番の豆敷と二重織のふきんのみ。レンテン族の藍染めの布に手刺繍した豆敷はコースターとして。ふきんは吸水性もあって、ハンカチとして、ポット敷きとして、台所でもテーブルでも欠かせません。デザインはよく変わります。豆敷に至っては同じものは無いでしょう。子どもから老人まで、何人もの作者がいます。自分好みのはどれもタッチが似ていたりして、あっ同じ作者!と分かります。
一から作るというのはかなり根気のいる仕事ですが、こうしてその片鱗に触れられるのは嬉しい限り。そんな彼らの仕事を残すべく、頑張っているのがH.P.Eの谷さんなのです。

ところで、スタッフの根本さんから届く手書きのHPE Newsを楽しみにしています。商品の近くに貼り出しておりますので、読んでみてください。今後少しづつ種類を増やして、座布団や洋服におすすめの布も紹介していきたいので、改めて書こうと思います。

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