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中本純也 陶展
+焼締

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4月13日(土)からの展覧会では過去の焼締の作品も販売します。

今回のテーマは「フューチャー」ですが、白磁デビュー前の2011年頃の中本純也さんの焼締をご存知ない方も多いはず。そんな方々にとっては、逆に新しさを感じていただけるかもしれないと思い、販売をお願いしました。

この時代の焼締を見てみると、中本さんが作りたいと思っていたテクスチャーのイメージは、焼締時代から引き継がれているのがよく分かります。変遷を辿ってみると、2011年以前はもっと土着的でどっしりとした南蛮を目指していたようですが、末期の作品はもっと大らかで肩の力が抜けていてスマートなのです。中本さん自身の中に、目指していた超えられない山のような憧れのような焼締があったそうですが、それを諦めた時に作風が少し変わったようです。本人曰く「諦めの結晶」。ある意味ものを作る人にとって、強い憧れを捨てることも自分らしさを得るチャンスなのかもしれません。私は一目みて、最後の作品群の風通しの良さに惹かれました。今までも時々昔の作品を掘り起こしては少しづつ販売させていただいていたのですが、どうやらこれが最後のようです。とっておきに焼きの良い作品を持って来ていただいていますので、今回の見どころの一つとしてご注目いただけると嬉しいです。

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