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happy spring wedding

今日はちょっとセンチメンタル。

タイマッサージをしているten to senさんご夫婦の結婚式で、引き出物を選ばせていただきました。H.P.Eの手織りのふきん、眼鏡刺繍入のこちょこちょふきん、サウスアベニューさんの中国茶のセットを男女別にしてお包みしました。熨斗は関美穂子さんの手染めの型絵染。
ピーカンの青空の下、海の近くの庭園つき洋館で行った結婚式では新郎バンドのライブあり、餅つきユニットペッタンコ(=放るもん市メンバー)による餅つきあり、ケーキ、ドリンクはyugueさん、つばめさん、ヘアメイクはbisouさんなど、素敵な身内に囲まれた二人らしい式でした。こんな日は「世界中を愛してる」気分になってしまいますが、私は早々に帰って、久々に辛ラーメンをすすりながら『ジャニー喜多川 の戦略と戦術』を再読しておりました。

新婦は前職の後輩でした。その時はタイミングが悪くて何とまあ使えない子だったことでしょう。人柄は良いし、素敵な空気が流れているのに、若さのせいか、環境に馴染めなかったのか、なぜかそこでは力が発揮できず、やる事なす事裏目に出てグダグダに。「この仕事に向いていないし、辞めるべき!」と厳しく一蹴したのも随分と昔のことになりますが、彼女が先に退職して、あれから数年経って、コツコツと長年に渡り修行を続けてきたタイマッサージ屋を京都で開業することになりました。そんな節目の結婚式に関われて、なかなか感慨深い気持ちです。
同じ職場にいる時は随分と厳しくしたものですが、それでもいつしか当店を立ち上げる時には、率先して手伝いに来てくれる友人の1人になっていました。何となく、そのまま手が足りない時は猫のように呼びつけて、私の手伝いをしてもらっています。「昔のようなミスをしたらただじゃおかない」空気が流れる中、怯えつつも一生懸命に店のために動き回り、接客してくれる姿をみて、つい先日は「良い店員になったよねえ・・」と心からの声が漏れてしまいました。あの時のアレがコレに?ちょっと感動。

年の功といいますか、こうやって人の流れをtenからsenで見れるのは、なかなか良いもんです(シャレ)。忘れていたけれど、彼女は昔っからボランティア精神に溢れる、人に尽くす子でした。そんな人のマッサージですから、すでに顧客も多く、これからの彼女はもう前途多望です。帰りの電車でふと思い出し、手に取ったのが、前述の敬愛するジャニー本。彼の「やる気がある子とない子の差は人間性。真剣になれるかどうかが分岐点」という言葉を記しておきたいと思います。一見には分からないし、不器用かもしれませんが、真剣になれる才能を持っている。私はそんな人たちと働いています。

おめでとうございます。これからもジャニーさんの言葉を胸に刻み、精進してくれたまえ。

あっ最後になりましたが、そんなことで引き出物などのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

関美穂子さんのこと(型染め家)

関美穂子さんは京都在住の型染め家。最近では倉敷意匠さんが企画されている、雑貨図案のお仕事でご存知の方も多いのではないかと思います。
彼女とはかれこれ10年近くの仕事仲間であり、友人であります。私が本や物を選び、販売する仕事を始めて最初に出会った作家が関さんで、それは私に深い影響を持たらせてくれる出来事でした。作品から「本人」をこれほど強く感じる人はいないでしょう。作り手にも良い時、悪い時の波がありますが、人生を見るように長く作品を見ていたいと思うのです。年下ながら学ぶところが多く、売り手として私も頑張らねば…そんな気持ちにさせてくれたのがこのお方。

開業するにあたって、イベントのDMデザインをしてくれたり、お菓子のパッケージを考えてくれたり、他にも限りなくお世話になりました。
当店では「三角波」として一緒に制作したものの他、座布団、風呂敷、マッチなど、手染めの作品を中心にご紹介していく予定です。

ところで11月から「関美穂子の型染め巡回展」が始まるのですが、当店も企画のお手伝いをさせていただいております。DMは各開催店で配布予定です。詳細は各HPでご確認下さい。

「関美穂子の型染め巡回展」

1.橙灯 daidai galerie cafe
11月3日(土)〜18日(日) →詳細はこちら

2.メリーゴーランド 京都
11月23日(金)〜12月5日(水) →詳細はこちら

3. 北書店
1月1日(火)〜2月1日(土) →詳細はこちら

中西真矢さんのこと(紙漉き職人・銅版画家)

実はTOPページもまだ仮で公開したこのサイト。店舗の工事が始まる前に早く仕上げてしまわねば、と思いながらも日が経つのは早いもので四苦八苦しております。そろそろ店舗で販売する品物についてご紹介していきたいところですが、その前に開店にあたってお世話になった方々を少しづつご紹介していきたいと思います。

まずはこのサイトの題字やカットをお願いした中西真矢さん。
京都市内から車で約2時間ほど入った黒谷という和紙漉きの里で、自ら漉いた紙を素材に銅版、木版、型染め(合羽刷り)など幅広い手法で作品をつくられています。黒谷和紙は摩擦にも強くて、素手ではなかなかちぎれないという丈夫な和紙。初めてお会いした時は自分の作品のために紙を漉くばかりで、ほとんど作家としては作品を発表しておられませんでした。そのせいか、売りはじめは手漉き&手染めのうちわをあり得ない安さで販売していて、驚きのあまり慌てて値上げしてもらった思い出があります。近頃のほのぼのとした型染めのポストカードなどを見ると、アー中西さんらしいなと思います。マイペースで、優しくて、どこか間が抜けているというか何というか。

作品によってガラリとタッチが変わりますが、意外とグラフィカルな表現が得意で、以前はコーヒーやお茶のラベルを作っていただいたりした事もあります。当ウェブサイトはシンプルで見やすく、でも少しぐらいは手づくり感があっても良いかと思い、題字とページごとに入るアートワークを中西さんの作品から使わせていただきました。これらは銅版画特有の線の種類や太さが分かるサンプルから部分的に切り取ったので、作品とはかけ離れた別物になりますが、kitにはぴったりの素材でした。色んな線を書く、形をつくる、そんな色んな見せ方が出来る店になれば良いなあと思ったので。

Kitを辞書でひくと「子猫」の意味もありました。そうそう、私は猫が好き。どこかで使えないかと思い、テキトーに注文するとこんなに沢山集まってしまいました。よく見ると顔が怖いのもいます。皆さんはどれがお好み?

私は人面猫かな〜。