news - 新入荷

『女性のための養生ごはん』、と韓国

FullSizeR 3

先日開催した「アンニョン!Aoya くっぱの会」では、青山さんのレシピを日ごろから愛用しているという方が多く、生の声が聞けて面白かったです。中でも「青山さんのレシピは調味料が少なくて済む」と言われていた方が印象的でした。そして青山有紀さんの新刊がマイナビより本日発売!くっぱの会には間に合わず残念。買いたかった~というお客さまの声に、申し訳なさでいっぱいでしたが現在販売中です。

『女性のための養生ごはん』と言います。もちろん男性にも問わずですが、特に女性の血のめぐりを考えた韓方に基づく家庭料理のレシピブックになっております。今回その”韓方”がテーマでしたので韓国の古い生活道具を取り入れつつ、店主が器のコーディネートを担当させていただきました。特に1950年前後の金属器、統治時代の国民食器をたくさん使いました。もちろん、中本純也さんのピビンパボウルも登場しますよ。撮影は本当にハードでしたが楽しく、何より美味しく、有紀さんの薬膳や韓方の知識を分けていただきありがたいこと尽くしでした。本当に良い本になったと思います。デザイナーの藤田康平さん(Barber)、写真家の神林環さんには特別感謝です。是非みなさんお買い求めくださいー!

まだ引き続き、青山有紀さんの米粉を使った菓子や瓶詰めの製品(なつめペースト、コチュジャン、辛味噌)などを販売しています。特になつめの菓子とペーストは有紀さんならではの食品だと思いますが、どうやって食べるの?という質問が多いのでこちらでご紹介させていただきます。

FullSizeR

なつめ菓子はウイグル地区で作られた減農薬なつめを乾燥させ、胡麻と飴がけにしています。
なつめペーストはなつめのみ煮詰めて濃縮させたもの。梅エキスのように、一度にたくさん摂るのではなく、毎日少しづつ舐めるのがおすすめだそう。精神安定、安眠、冷え改善、血流改善、など女性には特に効果を発揮してくれます。食べ方としては、果実の甘みがあるので白湯やお茶に溶かしたり、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたりとお好みでお使いいただけます。この機会に是非取り入れてみて下さい。

今回はこのイベントのために直前に韓国のものを仕入れに行きました。韓国に通いはじめてかれこれ4年。言語の壁もあり、勉強不足ではありますが以前より傾向が分かってきたような。好きなものの系譜が少しづつ出来てきました。今回の買い付け品から一部をご紹介します。

かご、ざる
竹、柳、デンデンギ、藁、などのバスケット類。洗って乾かします。日本には無い大陸の素材もあり、見つけた時は嬉しい。強くするために二重構造にしていたり、底が抜けにくいように補強しているものもあり、丁寧な仕事をしています。昔の村にはかご屋があって職人さんがそこで作りながら売っていたんだろうなあ、、と想像します。今では残念ながらそんな職人さんもほとんどいないようですが。アーモンド型のバスケットが好きでよく探しますが状態の良いものがなかなか見つからない。

IMG_6184

木のもの
金庫だそう。金具がついていなくてシンプルなもの。小さくて傍に置いておきたい感じ。李朝家具はバンダチなど立派な装飾のあるものも多いのですが、何も無いというのも良いですね。IMG_6119

こちらは穀物スコップ。今昔も豆や雑穀をよく食べる韓国で、ザクザクと甕からすくう為のもの。今はまったく見かけなくなりましたが、昔はこのような木のものを使っていたんですね。こちらも赤松が使われていることが多く、オイルで手入れしてやればまだまだ綺麗に使えます。スナックとか乾きものを盛る器として。FullSizeR 2


こちらは手紡ぎの布に天然の染料で染めたコットンの反物。天然とは思えぬビビッドカラーですが、この手の色を出す天然染料があるようです…。肌の弱い人向けに赤ちゃん用の衣服などを作る時に使われたとか。韓国の彩色は日本人の感覚とは違いますが、惹かれるものが多いです。IMG_6122

大麻の反物を鎖編みで繋いぎ、刺繍したもの。仕切り布だとは思うのですが、なかなかの一品です。こちらも彩色がレトロ、ファンシー、たまりません。お目出度い時の色なのかもしれませんが、お祝い事のトック(餅)の色にも似ているように思います。
IMG_6269

ポジャギ(お包み)。シルクとカプサ(シルクの一種)を使っています。カプサの何とも言えないナチュラルなのに非ナチュラルなナイロン感。染色もこれまた天然とは思えぬ鮮やかさですが天然染料。色が定着していない為、洗うとにじみます。その為天日干しせねばなりませんが絵画的な一品です。昔の人は糸をほどき、別々に洗ってからまた縫い合わせていたそうです。素晴らしい手間暇。IMG_6251

統治時代の陶器
日本統治時代(1910-1945)に作られた日本人向けの器。ちょっと和韓折衷なデザインでフシギなムードを纏ったものが多く、大量生産ものも好きですが、お祝い用に作られた華美なデザインを探し中。IMG_6284

ピッピカバン
黒いカバンがそれです。ピッピ(=電話)の線で作ったカバン、という意味です。朝鮮戦争時代(1950-1953)から60年ごろまで、その辺に倒された電柱からひっぱってきた電線で作られていたようで、戦争が残した時代の遺物と言えるでしょう。市場カゴとして使われていたようです。こちらも状態によりけりですが、時にナイスデザインもあり、今でも十分実用的に使えるものだけ販売しています。
IMG_6198

時にピッピ線はカバンだけでなく、カラフルなバスケットの形をしていることもあります。ナチュラルな木と編み込まれている珍品も。
IMG_6244IMG_6129

韓紙(ハンジ)製品
紙を圧縮した製品は日本やフランスにもありますが韓国にも。韓紙を何重にも束ねて圧縮するような形で強くしています。豆油で仕上げ、撥水加工した米壺。状態が綺麗で、強く、何と椅子代わりにもなるというお茶目なやつです。紙製品では、こよりにして編んでバスケットにしたものなども有名ですが、コンディションの良いものが少なく、珍重されているようです。IMG_6246

他にも気になる素材はたくさんありますが、おいおいご紹介していければと思います。

韓国だけに拘らず、他の国もたまには行ってみたいな〜と日々思いますが、まだまだ初心者。行くたびにもっと知りたいと思います。もうしばらく、韓国を探ってみようと思います。一部、売約済みになったものもありますが引き続き販売中。通販も出来ますので、気になる方はご一報を。

月報 2016.12

img_5241さてもう12月の半ばですが。

houhomespunこと上杉浩子さんのホームスパン、少しですがまだ作品がございますのでご案内。
暮らしとおしゃれの編集室
で仕事ぶりが紹介されています。まずは前編のみがアップされました。未経験者にとって、ホームスパンの作業工程は想像するに難しく、実際に1から10まで見てみないと分からない事が多いのですが、大まかな工程が写真つきで分かりやすく紹介されています。ちょっと気の遠くなるような作業なのですが、そんなコツコツした仕事が好きだからこそ出来上がる織物だと思います。

今年は”Think Pink”と題してピンクな作品を沢山作っていただきましたが、トラディショナルなツイードやチェックも大好きで。今年はイギリスの老紳士を思わせるようなどこか懐かしく、品のあるチェックを個人的に選ばせていただきました。5年ぐらい前に購入したファーストhouhomespunも藍染で、「シェトランド」というイギリスの羊をミックスしたものでした。私が手に取るものは大体「シェトランド」絡み。どこかハリ感があって、巻いた時にホームスパンならではの立体的なラインが作りやすい羊。パッと見でなぜか惹かれます。今回のはそれに「メリノ」もミックスされていましたが、以前のものより更に軽く、ハリがあるのにすごく柔らかく、ボリューム感も満点!これがホームスパンの縮絨の妙味なのだろうか、、、?
今回の展示会作品は毛のミックス感がトロトロしていたり、ハリっとソフトだったり、毛の特徴を生かした作品もあれば、プラス遊びが効いた作品もあったりで、見応えがありました。
私は織物の技術について詳しくは門外漢だし、羊にも詳しくないけれど、毎年見続ける事によってhouhomespunさんの成長を感じられるような、僭越ながらそんな充実感を感じられる良い作品展になったと思いました。今回はまさかの2~3日中にほとんどの作品が売り切れてしまい、全貌をお見せできなかったのが心残りなのですが、来年また開催しますのでよろしくお願いします。

*houhomespun作品はカシミヤや藍染のストールなど、一部ですがまだ販売しております。興味のある方はスタッフまでお問い合わせください。

img_5266img_5283-1img_5149

中本純也さん(中国茶坏、蕎麦ちょこ)、かどはししゅんさん(プレート)、一粒舎(革のバッグいろいろ)、モロッコのvintag”ボシャルウィット”、インドのvintage”ラリーキルト”などいろいろ入荷しております。

12月17日(土)11:30- foodmood販売

12月24日(土)-25日(日) ほうるもん市
イブルB品を筆頭にいろいろSALEいたします。

 

月報 2016.11

img_4893

img_4865

img_4741

img_4906

今年もあっという間に終わりそうですね。もうそろそろ本格的に寒くなる前に、心地よく年越しできるような暖かいアイテムも入荷しました。Kotonさんから新作のカシミアのセーター、アームウォーマー、カーディガンが届いています。肉厚で1枚でもかなり軽く、暖かい。お洗濯も型くずれしにくい厚みと形ですので長年愛用していただけると思います。他にも英国Jhonstonsのニットキャップ、手袋、靴下など使うほどふわっと愛らしく変化してくれる冬の味方を揃えてます。

水野悠祐さんのいろいろな木の種類を使ったヘラが届いています。大きなエンジュのサラダボウルも。今回は少しでしたが、小さな豆皿、プレート、ボウル、トレイ、キッチンツールなどをいろいろな木材で今後作っていただく予定です。こちらもお楽しみに。

古道具もアメリカ、日本のものを中心に新に入荷しています。金属で一番好きなアルミのものも、知らず知らず集合。アルミ好きな方々に見ていただきたいです。

今月のfoodmoodの販売は11月18日(金)です。小袋ののみの販売で、ご予約はお受けしておりません。たくさん数をご用意しておりますのでゆっくりお出かけください。どうぞよろしくお願いします。