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Kitの李青文庫

当店から北へまっすぐ徒歩10分。「李青喫茶 李青」は1988年に高麗美術館を創設した鄭詔文氏のご家族である、鄭玲姫さんが運営されているお茶屋さんです。韓国の工芸や文化にまつわる古本や、現地で買い付けた雑貨、骨董品、食品も販売されている他、韓国の工芸に関する図録や読み物が閲覧できます。メニューは韓国茶を中心に軽食もあり、特にお昼時は平日でも混雑しています。

このお店に足を運ばれるお客様の目的は様々でしょう。何せ李朝白磁の大壷など、本物の美術品を眺めながらゆっくりと優雅なお茶を楽しめる空間です。厳しい眼で選ばれた素晴らしい品の数々が並ぶ店内ですから、一見敷居が高そうです。しかし、重い木の扉を開ければ、そこは家庭のような独特の暖かさと静けさがある場所です。円卓で庭を眺めながら静かにお茶を飲んで帰られる方もいれば、参考図書をゆっくりと読まれる方、無農薬有機野菜をふんだんに使ったピビンパを楽しみに来られている方、店主とのおしゃべりをお目当てに来られる方々。
調味料やお茶の材料は定期的に韓国で仕入れる事が多いのですが、自身で考案したブレンド茶や素材にこだわったメニューは好評で、何度となく訪れる方が多いのです。店主のおもてなしの心がお客様にも伝わっていて、店という場所が活き活きとしている様子を見るのが好きです。見た目以上にカッコイイお店づくりに、ジャンルやセンスは違えど影響されている方も多いはず。もちろん、私もその中の1人です。

ご縁あって、このたび李青店内に設置されている図書販売コーナー「李青文庫」をKitの一角にも作っていただくことになりました。美術書を中心とする古本のほか雑貨、食品も販売していただきます。鄭さんとは夏に好日居さんで「山賊の会」を企画させていただきましたが、アイデア豊富で楽しいお仕事になりました。今後とも一緒に企画をさせていただくのが私自身も楽しみです。韓国食品シリーズは三食(サムシク)と名付け、随時ご案内致します。今後オンラインショップでもご紹介予定ですのでどうぞご期待下さい。

三食(サムシク)→

「李朝喫茶 李青」

京都府京都市上京区河原町通今出川下ル2筋目東入ル448-16
TEL:075-255-6652
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月火

李青ー円卓

李青ー北側

10月12日(金)に開店します

当店は2012年10月12日(金)に開店いたします。
絶賛改装中で、間に合うのか? という不穏な空気が流れておりますが、なんとか。12日当日は友人たちの好意で「ふるまい餅」をすることにしました。
新しいお店です。どうぞよろしくお願い致します。

Kit(キット)
〒602-0877 京都市上京区河原町通丸太町上る桝屋町367
T/F 075-231-1055
sankakuha[atmark]gmail.com
11:00〜19:00      定休日:木曜日

スーパープライベート・プロデューサーのシテちゃんがドイツで撮影。私の大好きなプラスチックでアルファベットを並べてくれました。ありがとうございます。

Kitの工事が始まりました

Kitの店舗となる場所の工事が始まりました。大正13年築の京町家で、当時は荒物屋のようなお店だったようですが、戦後に改装してから長らく洋品店として営業されていました。全面ガラスウィンドウの広い間口が気に入って、店舗として使われていた土間のスペースをお借りすることになりました。

なにせ大正期の木造建築ですから直しが必要で、尚かつこれを期に耐震強度をつける工事も行うことに。店舗の一部を解体し、新たに柱を立付ける工事が始まりました。戦後に付けられたであろう壁を剥がし、天井を抜くと、古い土壁や柱が姿を表しました。なぜかどの壁も中途半端な状態。

入り口には黒タイル貼りの不思議なディスプレイスペース。ここにも木枠を新たに取り付けることに。

その時代ならではの建築法や空間デザインの面白さを生かし、最低限の修復を。朝、昼、晩と違った顔を見せてくれそうです。