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H.P.E. Textile by HAND — シルク、木綿、葛

20日(金)より販売するH.P.Eの布、おすすめの使い方を少しご紹介したいと思います。

シルクのミニマフラー。さっと巻くも良し、テーブルセンターとしても。
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たとえばこんな風にシルクのミニマフラー、葛の漁網編みマフラーもテーブルセンターに。そして反物から仕立てたシルクの座布団。シルク手縫いワンピースはこんな場面にもよく似合う。
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葛の漁網編みは細く、繊細なのに、そう簡単にほつれたり切れたりしない。コツコツ集めた携帯用お茶セットをコンパクトに巾着にしまっている好日居さん。
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反物から仕立てたズボン。夏はサラっとしていて肌につきにくく、洗うとまた良い具合になってきて嬉しい。
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割烹着のようにすっぽりと被れるワンピースも気持ち良い。シルクは不思議と夏は涼しく、冬は暖かい。
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反物から大きなクッションカバーに。右は5年ぐらい酷使しているレンテンの藍のショルダー。薄手なのに密度があって、強い布。
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もうすぐ手刺繍入りの大きな肌がけ、小風呂敷、襟巻きなどもたくさん届きます。どうぞお楽しみに。

H.P.E. Textile by HAND
2013年9月20日(金)〜30日(月)
→展覧会の詳しい情報はこちら

H.P.E. Textile by HAND

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テキスタイルの何たるか、本当のところはまだまだ勉強不足ではありますが、H.P.E.の布を初めて見た時にとても印象的だったのを今でも思い出します。2002年設立のH.P.E.はHandicraft Promotion Enterpriseの意味。まさにラオスの少数民族が”自然”と”手”を使い、ゼロからつくる手仕事をプロモートするのが、代表の谷由起子さんのお仕事。綿を栽培する村人と契約し、手紡ぎ、手染め、手織り、手縫いするレンテン族の藍染布はH.P.E.の顔と言っても良いでしょう。布はどれも反物にするか、服やバッグなどに製品化されています。手縫いと一瞬分からないほど細かい縫い目にご注目。そのほかに黒タイ族のシルク、カム族の葛の繊維で漁網編みした製品、縄や手透きの紙なども取り扱いがあります。

今回のイベントでは、普段当店ではご紹介することが少なかったシルクがたくさん届きます。私にとっては今まで馴染みのなかった素材ですが、H.P.E.のシルクは紙のようにサラリと薄く、ハリのある手触りで見た目にも上品な光を帯びています。日本の着物にも合うし、手織りの木綿はもちろん実はTシャツにだって合う、ニュートラルな布ではないかとも思うのです。

なぜ気になったのだろう?と改めて考えてみると、言葉でそれをお伝えするのが難しい。デザインや配色は谷さんが行っているので、日本人好みのする感覚が上手に交ざっていたからかもしれません。それに先入観なく見ると、古いもののような懐かしい発色とデザインに、どこの国とも分からない出所不明のムード。すべて手による仕事は、素材を調達するところから世界中で持続が難しくなっていて、「昔ながらの手仕事は良いものだ」と思いつつも手作りの感覚が残るものは苦手だし、機械や化学染料を使っていないから良いと言えるわけでもありません。嫌な感じがしなかったのは、彼らの持つおおらかな感覚を引き出して、無理に目新しいものを作っていない感じがしたから?とにかく、じわじわ感じるものがありました。
詳しい人によると谷由起子さんという人がテキスタイルの右も左も分からないまま単身でルアンナムターに乗り込んで、現地に根を張りながら村人たちと布を作っているという事が分かり、ますます興味が沸いたものです。出来上がった織物から色んな形を作り出す谷さんの力も凄いもので、四苦八苦しながらもH.P.E.に関わる人も商品も増えていきましたが、谷さんが初めてラオスに来た14年間と比べると随分変わり、日本が辿ったようにすごいスピードで変化していて、いつまでこの仕事が続けられるか分からないと言います。

2年前からHPE Newsなるものが発行されるようになり、そこには長い間染められていなかった、ラックの赤を蘇らせたこと、気になる商品の誕生秘話、ラオスを取り巻く経済と社会情勢などが手書きでびっちりと綴られています。イベント中はこの新聞を全号貼り出しますので、じっくり読んでいただきたいです。ものを作ったり、売ったりすることを生業とする人間なら、誰もが抱えそうな苦しく楽しいアンビバレンツな感情もそこからは読み取れて、いろんな角度から考えられるのではないかと思うのです。

谷さんとは、もう6~7年のお付き合いになると思います。店を開業してから程なく、谷さんから届いた葉書にはひと言、「思いっきり楽しい毎日でありますように!」
と書いてありました。グサっと胸にくる言葉です。仕事は良いことも悪いことも、ひっくるめて思いっきりやって、楽しむことと分かってはいても…というところ。谷さんは働くということをちゃんと分かっておられると思うので、苦労してここまで来たH.P.E.の布をみると、小さな苦労は何てことないものだと感じさせてくれます。Textile by HANDはゼロからものを作り出す、大きな魔法の手をイメージしています。私もこのイベントを機に、ちょっと原点を振り返ってみたいと思います。

H.P.E. Textile by HAND
2013年9月20日(金)〜30日(月)
→展覧会の詳しい情報はこちら

「かみ」展はじまりました

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19日まで、お盆休みなしで開催中。
1週間ぐらい前に韓国で買い付けたものも並べています。状態が良くてコレと思う民芸品は韓国のディーラーさんでもなかなか見つけられられず、手頃な価格でと思うと尚更難しいこのごろ。日本にはない韓国の植物の蔓で編んだカゴや、電信柱から拝借した導線で編んだ珍品のカゴ、手で彫り出した大振りのトレイ、黒板として使われていた板などが今回の買い付けのお気に入り。

今週末ぐらいには韓国から新しいイブル(布団)がたっぷり届く予定。ハタノワタルさんからの追加納品もございますのでお楽しみに。18日(日)は中西真矢さんが在廊されます。